フランス食品振興会が地ワインで販促キャンペーン
フランス食品振興会(SOPEXA)は、“フランス地ワイン”「ヴァン・ド・ペイ」と「ヴァン・ド・ターブル」のさらなるシェア拡大に向け「フランスの、ちょっといい、日常ワイン」をテーマにした販促キャンペーンを実施している。1日には、東京・港区のフランス大使館で、ソムリエの田崎真也氏を招いた地ワイン紹介と、手軽なフランス料理紹介を実施、雑誌・量販店を対象にした広告・PR活動についても発表した。
日本のワイン市場で一六%のシェアを占める「ヴァン・ド・ペイ」と「ヴァン・ド・ターブル」は家庭で気軽に楽しめる日常ワイン。日本におけるフランスワイン地域別シェアでも、四一・八%を占め、トップとなっている。SOPEXAは今回、主婦をメーンターゲットに同キャンペーンを実施。女性誌への広告展開や量販店を中心にした店頭プロモーションなども実施する。
具体的には、広告掲載誌へのタイアップ記事出向をはじめ、百貨店、ショッピングモールなどでのイベント開催など、多彩なPR活動を展開する。量販店を中心とした店頭プロモーションでは、大手量販店のイトーヨーカ堂、ジャスコなど六〇〇店で、ステッカーやスイングPOP、田崎真也氏監修の「日常ワインの飲み方」リーフレットなどのツールを活用したキャンペーンを実施する。
3月26日にイベントの一環として行われた「第七回フランス食材を使ったプロのための全国料理コンクール」では、「家庭で作れるフランス料理」をテーマに、全国のホテル、レストランのシェフがレシピを開発した。準決勝に勝ち残った作品は、ヴァン・ド・ペイとフランス料理の理想的な組み合わせを紹介する今秋刊行予定のレシピブック「フランス家庭料理の本」で紹介される予定。
コンクール上位入賞者は次の各氏。
▽一位=伊藤亮(ロイヤルパークホテル)▽審査員特別賞=河野信義(京王プラザホテル)▽二位=山口拓哉(ホテル西洋銀座)