大量調理(学校給食):2000年米給補助金打ち切りで揺らぐ指定工場制度

統計・分析 外食 1999.04.30 8523号 6面

「米飯給食は定着した」として昨年から小中学校の米飯給食に対する農水省の助成制度の段階的カットがスタート、政府米使用に対する約五割の助成(国の総補助額約二〇〇億円)が三割、一割と減り、二〇〇〇年度にはゼロとなる。全国二〇〇〇軒以上といわれるパンおよび炊飯の製造を請け負う指定工場が今後苦境に追い込まれそうだ。文部省が規制緩和の一環として日本体育・学校センターを通しての指定物資は秋の国会で全廃が審議される予定だ。米飯も補助金制度がなくなれば、指定工場制度の是非が浮上するのは必至と見

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