新社長シリーズ:ヤマミ醸造・土屋春雄社長
四〇年ほど前、モノのない時代にトウモロコシからできる蛋白質を使って醤油を作る技術を開発した土屋社長の名は東海地区に知れ渡った。つくればつくるほど売れ、人脈もみるみる広がった。「それからは一〇年ごとに大きな目標を立て、自分を追い込みました」。 まず最初の一〇年は、老舗メーカーでも不可能といわれる一〇〇〇石の蔵を持つこと。これが実現し、次の一〇年は安くておいしいたまりづくりを目指した新工場を建設。さらに今までの醤油メーカーへの販売を方向転換、直接米菓市場へ
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