伊那食品工業、素材本来の香味アップ「ウルトラキサンタン」開発
【長野】寒天・ゲル化剤の伊那食品工業(株)(長野県伊那市、0265・78・1121)は、従来のキサンタンガムに比べ高い粘性と高降伏値を示す「ウルトラキサンタン」を開発(特許出願中)、標準タイプ(V‐7)、透明タイプ(VT‐7)の各粉末・顆粒を発売した。使用量が少なくて済むため、糊状感の軽減や素材本来のフレーバーを向上させるものとして期待される。 キサンタンガムは天然物由来の多糖類で、高い粘度と降伏値を持つ素材としてタレやドレッシングなどに使われている。
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