ビジネスフォーカス:鮎家・齋藤利彦社長

今や全国の有名百貨店に店を構え、昆布巻トップメーカーに成長している(株)鮎家(滋賀県野洲郡、077・589・5600)。創業以来黒字経営で、年商約六五億円にのぼる同社の発展を支えてきたのは、琵琶湖が生み出す自然の恵みだった。その琵琶湖も環境汚染が進み、最近ではシジミやモロコ、ゴリなど、湖産物がとれなくなっている。齋藤利彦社長は「当社は琵琶湖の鮎を使うことで、ここまで育ててもらってきた。その琵琶湖を昭和40年頃の環境に戻すのが当社の使命だ」と話す。

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