国際:中国の茶輸出価格、下落基調続く、年間下げ幅9.6%も

中国のお茶の輸出量は二〇〇一年に二四万tを超え、増加を続けている。しかし、その半面、お茶の輸出価格は一九八〇年代から下落基調にあり、二〇〇二年についに世界主要輸出国の価格最低水準となる一キログラム当たりでおよそ一・四米ドルに下落してしまい、昨年比で下げ幅は九・六%に達した。とくに緑茶・特種茶輸出の世界シェアの八五%を握っている中国は、本来相場の形成にイニシアチブを握っているはずだが、ここの十数年間、相場を維持するどころか、下落を招き相場を崩している。お茶の生産、販売企業は利益

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