フルタ製菓、「大量陳列コンクール」グランプリは北海道のスーパーハルキ

菓子 キャンペーン 2004.03.15 9292号 10面

フルタ製菓(株)(大阪市生野区、06・6719・6161)は4日、恒例となった「大量陳列コンクール」の最終審査を行い、グランプリ、金賞、優秀賞など五八店舗を決定した。同コンクールは昨年の10月~12月の三ヵ月間、全国のスーパー、菓子専門店などを対象に実施、二〇〇〇店舗を超える参加店舗の中からグランプリには北海道岩見沢市の(株)スーパーハルキ(幌向店)が選ばれ、賞金五〇万円と賞状が贈られた。

同コンクールは、低迷する菓子業界の中で、販売先である小売業の販促活動を支援し、売場の活性化を図ってもらおうと毎年行われているもので、回を重ねるごとに参加店舗も増え、七回目となった今回は前回より二七店舗多い二一五五店舗が参加した。

今回も「フルタお菓子フェスタ」をタイトルに、ヒット商品のチョコエッグはじめ、玩具菓子、チョコレート、パイなど、フルタ全商品を対象に行われ、品揃えの豊富さ、同社理念である「おいしさと夢と健康を」のイメージがある売場づくり、ボリューム感ある陳列による需要の喚起、POPなどによるオリジナリティー性などを審査ポイントに、参加店舗から送られてきた写真で審査した。

その結果、グランプリには北海道地区から初めてとなる(株)スーパーハルキが選ばれた。また、金賞には東京地区の(株)ビッグヨーサン、大阪地区の(株)フクヤほか五店舗が受賞。優秀賞、努力賞合わせて五八店舗が選ばれた。

審査にあたった古田鶴彦社長は「このコンクールも問屋さんのご協力があり、七回目を迎えることができた。一回目からの延べ参加店舗数も一万五三九二店舗に達した。今回は初めて北海道地区からグランプリが誕生したが、まだグランプリを二度受賞したところはなく、次回以降にそうした企業が出てくることを期待している」と話していた。

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