国産大豆、豊作予想の16年産、作付け増から余剰も
7月6日に経済産業省別館で第二回国産大豆の安定供給に関する懇談会が開かれた。同会に出席した黒田敏昭委員(全国納豆協同組合連合会専務理事)は、「北海道産スズマル(納豆用小粒)の落札価格を比較したら、14年産は同年11月に七〇七〇円(六〇キログラム)からスタート、15年産は16年4月に二万一八七〇円に高騰し、6月には七五六八円と急落した」とした上で、「納豆業界の国産大豆の年間使用量は約一万一四〇〇tで、そのうちスズマルの年間使用量は四一〇〇t、構成比三六%」と発言した。