アサヒビール、余市でブドウ栽培 「日本ワイン」増産急ぐ

酒類 ニュース 2018.05.16 11700号 03面
ブドウ栽培を始めた「サントネージュ・ニッカ・余市ヴィンヤード」。今後、約1万本を植樹していく

ブドウ栽培を始めた「サントネージュ・ニッカ・余市ヴィンヤード」。今後、約1万本を植樹していく

 アサヒビールは国産ブドウだけで造る「日本ワイン」事業で、新たに北海道の余市でワイン用ブドウの栽培を始めた。山梨県に自社ブドウ畑を持つが、「産地が異なるブドウを確保したい」(福北耕一マーケティング第四部長)考え。日本ワインの需要拡大が今後も見込まれる中、原料ブドウの調達を強化し、増産を急ぐ。  余市町のワイン用ブドウの収穫量は道内の約50%を占めるなど全道一。新栽培地は広さ4haで、山梨の1haを含めると自社畑を計5haに広げた。製品化は23年ごろで、

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