ヤッホーブルーイング、若者向けビール刷新 今秋減税追い風に
クラフトビール最大手のヤッホーブルーイングは、14年にローソンと共同開発した若者向けの「僕ビール君ビール」を刷新する。味わいやラベル、アルコール分など全面刷新し、平日夜の自分の時間を大切にする今の若者を狙う。10月に予定されるビール減税を追い風に、「若者のビール離れの流れに立ち向かう」(井手直行社長)。
6日にオンライン配信で発表した。僕ビール君ビール初のリニューアルとなる。4月14日から順次切り替える予定。
14年の発売から6年たち、若者の働き方や価値観が変わってきていると分析。「プライベート重視」や「あまり酔いたくない」といった考えの若者が増えているとみて、今回リニューアルを決めた。
リニューアルではアルコール分を従来の5%から4.5%に低減した。中身はレモンやマスカット、ハーブを思わせる香りとリフレッシュ感のある味わいに仕上げた。仕事終わりに自分の時間に入るきっかけとして飲用してもらいたい考え。
井手社長はビール減税ついて、クラフトビールにも注目が集まり飲用機会が増えるのではと期待を示した。
350ml缶入りで、税込み294円。全国のローソンやナチュラルローソン、ポプラの酒類取扱店舗で販売する。公式サイトや公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」でも順次発売する予定。(岡朋弘)











