新型コロナ:若鶴酒造、砺波市に消毒用製品を寄贈

酒類 ニュース 2020.05.11 12049号 01面
小杉康夫社長(左)が砺波市役所に寄贈

小杉康夫社長(左)が砺波市役所に寄贈

富山県の若鶴酒造は7日、新型コロナウイルス感染症対策支援として、消毒用の高濃度エタノール製品「砺波野スピリット66」を同県の砺波市に寄贈したと発表した。今後も同品の製造を通じて、「新型コロナウイルス感染拡大防止に貢献していく」(同社)。

富山県新型コロナウイルス感染症対策本部に300本、砺波市役所に100本を寄贈した。小杉康夫社長が届けた。

手指消毒用エタノールが不足する中、同社は代替品として高濃度の「砺波野スピリット77」の製造を4月9日から開始し、5月7日までに約1万5000本を全国の医療機関などに供給してきた。また、同6日からはアルコール分66%の「同66」(300ml)の製造を開始した。(岡朋弘)

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