櫻井一雅取締役常務執行役員生産本部長(左)と島田勝取締役常務執行役員営業本部長
【関西】白鶴酒造は2日、「白鶴」「忠勇」など日本酒約150品目の値上げを発表した。原材料費、燃料費、物流費の高騰に加えて、ロシア・ウクライナ情勢に伴う供給不安や円安進行などの影響を受け、企業努力だけではコスト上昇分の吸収が困難になったことを理由とする。10月1日出荷分から、参考小売価格で約5~10%の引き上げを実施する。
櫻井一雅取締役常務執行役員生産本部長は「前回価格改定を行った2013年と比較すると、物流費は現在40%近く上昇している。燃料費は