大森屋、秋のディスプレイコンテストを実施 最優秀賞にコノミヤ放出店

(左から)コノミヤ・芋縄純市会長、大森屋・稲野幸治社長 コノミヤ・芋縄隆史社長

(左から)コノミヤ・芋縄純市会長、大森屋・稲野幸治社長 コノミヤ・芋縄隆史社長

 大森屋は昨年10~11月末までの2ヵ月間、売上げ拡大のための、販売店支援として、販売店キャンペーン「秋のディスプレイコンテスト」を実施してきたが、審査の結果、最優秀賞にコノミヤ放出店が選ばれ、4日コノミヤ本部で賞の贈呈が行われた。

 同社の販売店キャンペーンは昨春に続き2回目。

 春のキャンペーンは販売店から好評で、対象商品の販売成果も出ていた。秋のキャンペーンも同社の緑黄野菜、カリカリ梅シリーズのふりかけ類と、モーニングパック味などの売れ筋の必須商品を入れて全商品が対象であった。

 全国の小売店から応募のあった中から1月23日に選考会が開かれた。審査の結果、季節の紅葉や風船を飾り、4段組みのボリューム感と、商品が選定しやすい売場づくりをした大阪府のコノミヤ放出店が最優秀賞(賞金20万円)に選ばれた。また優秀賞(賞金5万円)には群馬県のTマート太田店他7店、特別賞(賞金1万円)には宮城県のオーケーストア長町店他190店が選ばれた。

 4日の贈呈式には同社社長の稲野幸治氏、受賞のコノミヤは会長芋縄純市氏、社長芋縄隆史氏が出席し執り行われた。芋縄会長は「大森屋さんとは古くからのお付き合いだ。今までに商品写真入りの値札カラーPOPを、独自で業界に先駆けて行ってきたことなどが、分かりやすい売場としてお客さんに支持されてきたと思っている。今回の受賞もその延長上でいただいた」。芋縄社長は「受賞はうれしいし励みになる。良い製品を出されている大森屋さんの製品を今後も力を入れていきたい」。

 なお、消費が低迷する市場の活性化のためにも、今後もディスプレイコンテストは続けていきたいとして、この4~6月に大陳コース(必須商品20ケース以上)とエンドコース(同10ケース以上)に分けて3回目の春の販売店キャンペーンを実施する。

 (大居政光)

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