日本公庫農林水産事業、23年度融資4692億円 輸出支援は大幅増加に

総合 ニュース 2024.08.14 12804号 01面
倉重泰彦代表取締役専務取締役

倉重泰彦代表取締役専務取締役

 日本政策金融公庫(日本公庫)農林水産事業の2023年度融資実績は、前年から886億円減少し4692億円だった。自然災害や経営環境変化に対応したセーフティネット資金が716億円減少した。一方で輸出に取り組む事業者への融資実績は165億円増加し、融資先数も460先に拡大した。
 倉重泰彦代表取締役専務取締役農林水産事業本部長は、長期化する飼料・肥料・燃料費の高騰や労働力不足、自然災害の影響など、農林水産事業者の経営環境は引き続き厳しいと指摘した。一方でス

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら