食品産業文化振興会、「成功する値上げ・失敗する値上げ」テーマに20日開催

 ●適正価格のヒント学ぶ

 日本食糧新聞社主催の食品産業文化振興会はインテージの篠原正裕チーフデータサイエンティストを迎え、8月20日に東京・入船「食情報館」で講演会を開催する。22年以降、急激な円安や原油高に伴う原材料価格の高騰により、多くの食品企業は利益を確保するための多岐にわたる値上げに踏みきった。一方、生活者の行動は変化し、代替品の購入や大容量買いによるコストカットなどが増加したといわれる。こうした生活者の防衛意識が高まる中、値上げの幅を誤れば生活者の購買意向は大幅に低下し、競争力の喪失や市場シェアを急減させる可能性もある。

 値上げを成功させるために、単に上昇したコストを積み上げるのではなく、競争力を維持し、収益改善を図ることができる“適正価格”はどこか–探索するためのヒントを学ぶ。

 ▼会合名=食品産業文化振興会▼日時=8月20日午後3~5時▼会場=食情報館(東京都中央区入船3-2-10、アーバンネット入船ビル4階)▼参加費用=一般参加1人1万6500円(税込み)、食品産業文化振興会会員企業は無料▼テーマ=「生活者の価格受容性から考える『成功する値上げ・失敗する値上げ』」▼講師=インテージデータサイエンス部チーフデータサイエンティスト・篠原正裕氏▼問い合わせ=日本食糧新聞社事業本部、電話03・3537・1310、FAX03・3537・1071、https://bit.ly/3PBGKpn

 ※セミナーはWebでもライブ配信(Zoom)

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