プラスチックフィルム表面に抗菌物質をグラビア印刷し作成した抗菌フィルム
●「食品の賞味期限延長を目指した応用研究の紹介」東京海洋大学学術研究院食品生産科学部門・中村綾花助教
食品の賞味期限を延長させるためには、食品中で微生物が増殖しにくい環境をつくることが重要である。その方法として、食品添加物の使用が最も一般的であるが、保存料の使用は消費者にとって受け入れられないことが多い。国際的な傾向を見ても、食品の原材料表示が消費者にとって明確で分かりやすいものであるべきという「クリーンラベル」の考え方が広まりつつある。そのため、