産地JAはここまでできる JA秋田おばこの取組み(2)品質へのこだわり 強いブランド力支える

米穀専門店でプレミアム付きの「おばこの匠」

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「秋田おばこ米」のPRに名物なまはげも登場

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 JA秋田おばこは、集荷したコメのうち8割以上を自ら売り切る。これが可能になった背景には、これまでも同JAに対して、実需者から産地指定の要望が生産量を超えて寄せられたことに加え、神明をはじめとする大手卸業者との太い販売パイプがある。そこで、ほぼ全量を「JA秋田おばこ米」として販売し、全農県本部の「秋田県産あきたこまち」とは異なる商品として認識されていたことがある。ただ、こうした状況をもたらしたのは、コメの適地ということがあることはもちろんだが、日本有数のコメ生産地としての誇り

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