ケンミン食品、ビーフン原料に高機能新品種を検討

農産加工 ニュース 2019.05.31 11885号 03面

 【関西】ビーフン最大手のケンミン食品は、血糖値上昇を抑制する難消化性でんぷんが、通常の品種の約3倍含まれる高機能新品種を原料米に活用する共同研究を、産地の秋田県らとスタートさせた。品種名は「あきたさらり」。秋田県立大学と秋田県らが開発し、新品種として申請中だ。アミロースを28~30%程度(通常は16~18%)含み粘りが少ないため、米粉にしてパンやめんなど加工に向く。特にめんに配合した時の、ツルツルした食感が特徴だ。
 しかも、多くの高アミロース米がイ

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