アイリスオーヤマ、飲料水事業に本格参入 価格メリット前面に
大山晃弘社長
アイリスオーヤマは18日、飲料水事業に本格参入した。大規模災害で必要不可欠な飲料水の供給体制を構築するため、富士小山工場(静岡県小山町)の一部を改修し、同日生産と出荷を開始した。販路は全国のスーパーマーケットやホームセンター、インターネット通販中心。冨士山の地下水をくみ上げた、まろやかですっきりした味わいに加え、PETボトル製造の内製化や全工程自動化による省人化、大規模店舗への直送などで、500mlで98円前後の価格メリットを打ち出す。今年度(12月末まで)50億円、5年後