農水省、「スマート・オコメチェーン・コンソーシアム」制定 情報連携で価値向上
●生産から消費までデータ活用へ
農林水産省は11日、スマートフードチェーンをコメの分野で構築し、民間主導でのJAS規格制定を進めるため、「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム」を設立した。生産から輸出を含めた消費までの情報連携により、生産の高度化や販売での付加価値向上、流通最適化による農業者や関連事業者の所得向上を可能とする基盤を構築。国際標準化を視野に入れた海外調査や国際ワークショップも実施する。対象は生産者や流通業者、実需者、消費者団体など