キリンビール、「晴れ風ACTION」に共感 桜の保全活動を推進
4月上旬に開花した白石川堤一目千本桜(柴田町)
北村茂樹仙台工場長
【東北】キリンビールが2日に発売したビールの新ブランド「晴れ風」の売上げの一部を、桜の名所の保全や継承に取り組む自治体に寄付する「晴れ風ACTION」が注目を集めている。東北地方では、約2600本の桜が咲き誇る弘前公園がある青森県弘前市、白石川沿いに約8kmにわたって桜並木が続く宮城県柴田町など六つの自治体が選出された。資金難や気候変動から日本の風物詩の存続が危ぶまれる中、活動の広がりに期待が掛かる。
公募審査によって選ばれた全国47の市町村が寄付