ハウスウェルネスフーズ、「ウコンの力」夏期プロモ展開 需要期に全国で

「ウコンの力BAR」でウコンをアピールする白井一夫社長(右)とにわみきほ

「ウコンの力BAR」でウコンをアピールする白井一夫社長(右)とにわみきほ

 ハウスウェルネスフーズは、「ウコンの力」の最需要期の夏場に全国各地でさまざまなプロモーションを展開する。「ウコンの力」はこの市場で圧倒的なシェアを築いてきたが、ここ数年は他メーカー参入や飲酒層の変化などの影響を受けてきた。しかし「ウコンの力 レバープラス」の育成策などが奏功し昨年5月以降はブランド全体で上昇基調にある。

 今夏のプロモーションでは「お酒を楽しむ場における人と人の結びつきを助けお酒を楽しむ方の喜びと健康に寄与する」というブランド理念をベースに(1)今日楽しむ飲みたい層と(2)明日に残したくない層–の二つに向けてアプローチしていく。(1)についてはキーワードを「飲んどかなくちゃ!」とし「飲む前に飲む!」という習慣を浸透させる。(2)では「プロ絶賛」をキーワードによく飲む層に向け「レバープラス」を訴求する。

 具体的には(1)では7月4~17日まで、JR新宿駅のアルプス広場をジャック。壁面広告出稿や期間限定(7月8、9、15、16日)で「ウコンの力BAR」をオープン。全5品を発売しタレントのにわみきほが写ったオリジナル紙うちわを配布。さらにレバープラス粒タイプ(試供品)を数量限定で配布した。9日には「酒場放浪記」の吉田類が「ウコンの力BAR」に来店し、会場を盛り上げた。

 札幌・すすきの、福岡・中洲、沖縄・松山では「TEAMレバプラ」と題したプロモーションを展開。すすきのでは8月4~6日のうち2日間で「レバープラス」をサンプリングしながらセットでドリンク割引券を配布しリピート購入につなげる。配布枚数は3万枚程度。中洲では22日に「ウコンの力」購入レシートを持参するとギフトカードが当たる福引きにチャレンジできるイベントを実施した。松山では15日に約5000本の「レバープラス」を配布した。さらに全国各地の料飲店やドラッグストアで「ウコンガール」による推奨販売を実施する。

 新たに同社社長に就任した白井一夫氏は「飲酒のライト化で市場は鈍化傾向にある。製品ラインアップ強化などで顧客満足度を訴求するとともに、今回のプロモや店頭露出を強化することで市場を盛り上げていく」と意気込みを話した。

 (高木義徳)

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