九州食品産業特集2025
◆九州食品産業特集：輸出産地形成で存在感 柔軟な発想で企業連携を
知覧の茶畑（写真協力＝鹿児島県観光連盟）
からし蓮根（（C）熊本県観光連盟）
さつまあげ（写真協力＝鹿児島県観光連盟）
令和5年度 GFPグローバル産地づくり推進事業 採択産地（出所：農林水産省HP）
●地域食生かし商品開発
九州の食品産業を見渡すと、輸出に向けた積極的な動きが目立つ。今回の特集で企業取材をする際にも、話題に上ることが多かった。
国の輸出施策推進においても、ひときわ存在感を放つのがこの九州エリア。農林水産省は現在、GFPグローバル産地づくり推進事業を手掛けている。これは農林水産物・食品の輸出をさらに拡大するため、海外から求められる品質、ロット、規制などに対応した「輸出産地」を形成しようというもの。具体的に
