アサヒビール、「うまい!を明日へ!」プロジェクト第6弾を奈良県に申し入れ
【関西】アサヒビールは、全国で地域ごとの自然や環境、文化遺産などの保護・保全活動に、主力商品「アサヒスーパードライ」の売上げの一部を寄付する「アサヒスーパードライ『うまい!を明日へ!』プロジェクト」第6弾を秋に全国で一斉展開する。
同プロジェクトの対象商品は「スーパードライ」350ml・500ml缶、大・中瓶、今回から追加された「ドライブラック」の350ml・500ml缶で9月製造分。対象商品の売上げ1本につき1円を寄付金とし、奈良県では引き続き県が推進する生物多様性を維持するための環境整備や、その理解促進のための教育活動など“里地・里山の保全”活動を支援する。昨秋実施の第5弾の県への寄付金は296万0648円、過去5回累計の寄付金総額は1619万6499円。
8日に奈良県庁で行われた奈良県地域貢献サポート基金への寄付申出会で、野原優執行役員近畿圏統括本部長は「今回、9月製造分を対象に、第6弾を実施することになった。奈良県では、里地・里山の保全活動へ有効に活用いただいている。アサヒビールとしても、自然環境への取り組みを重ねることで社員の意識も高まった。また、社会的には『スーパードライ』を通して、自然環境を守るお手伝いができたのかなと思う」とした。
また、奥田喜則奈良県副知事は「アサヒさんには地域貢献活動をサポートしていただいて感謝している。いただいた寄付金は、地域の取り組み、文化の共生、地域の創造に大切に使わさせてもらっている。今回も、県で募集したところさまざまな活動への支援要請がきている。明るい奈良県づくりの一助として活用させてもらう」と感謝辞を述べた。
(田中秀哉)