育児用調製粉乳・ベビーフード特集:フォローアップミルク動向 栄養や用途訴求進む
乳児用調製粉乳の使用期間が1歳まで延長されたことで、幼児用のフォローアップミルクは9ヵ月から1歳までの3ヵ月を失うこととなり、需要が下降傾向にある。離乳の完了時期の変化に応じて新しい役割を模索する段階に入ってきており、栄養面での認知拡大と、新しい用途訴求への提案が進む。 乳幼児栄養調査の結果では、離乳食の完了時期は05年には12ヵ月が45.0%と最も多かったが、15年では25.7%に減少。13~15ヵ月が21.2%から33.3%と最も多くなっている