物産フードサイエンス、還元水あめの可能性追求 食肉の食感改良に有効

ニュース 素材 2023.05.19 12579号 06面
糖アルコールの組成を調整することで、さまざまな食感にコントロール可能((上)は還元水あめ無添加区、(中)(下)は2種類の還元水あめの添加区)

糖アルコールの組成を調整することで、さまざまな食感にコントロール可能((上)は還元水あめ無添加区、(中)(下)は2種類の還元水あめの添加区)

物産フードサイエンスは、還元水あめに着目した幅広いアプリケーション提案を展開している。還元水あめは、食感や味質の改良、保存性向上など多彩な機能を有し、食品メーカーが商品開発や品質保持で抱える多様な課題の解決の糸口となる場合が多く、製菓・製パンや惣菜など多くの分野で利用されている。

同社は最近、畜肉製品における還元水あめの有用性に関する研究や、食品メーカーへの提案に注力している。

唐揚げや豚カツのような畜肉系の揚げ物に還元水あめを使用する場合、肉と衣の両方でのアプローチが考

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