日本食品微生物学会が学術セミナー ニーズ高まる代替法 検査技術、選択肢広げる

 日本食品微生物学会(工藤由起子理事長)は11月29日、食品微生物検査の技術的進歩と今後の方向性をテーマに第55回学術セミナーを開催した。近年、食品微生物の検査室でも人手不足や総労働時間の削減などは共通の課題であり、いわゆる代替法(公定法以外の検査法)に対するニーズが高まっている。そうしたニーズに応えて、検査キットや検査機器のメーカーは、調製不要なレディ・トゥ・ユースの培地、免疫反応や遺伝子手法を原理とする検査法、機器や装置を用いた検査法など、新しい検査技術の選択肢を広げてい

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