神戸市、「KOBE野菜を食べようキャンペーン」展開 味の素社や小売各社と連携

総合 キャンペーン 2020.09.04 12109号 16面
産官連携で野菜摂取への関心を促す(イオンスタイル神戸南)

産官連携で野菜摂取への関心を促す(イオンスタイル神戸南)

 【関西】神戸市では9月の全国食生活改善普及運動に合わせ、「KOBE野菜を食べようキャンペーン」を同30日まで展開している。味の素社や小売各社と連動、市内121店舗の量販店舗の野菜売場で同市統一のPOPを掲げるとともに、味の素社と連携して作成した「KOBE野菜レシピブック」などを配布する。あわせて同社の野菜摂取促進企画「ラブベジ」を展開し、家庭で手軽に実践できる野菜レシピを提案することで、市民の野菜摂取量の拡大に寄与していく。

 同キャンペーンは8月28日の「イオンスタイル神戸南」でのキックオフ店舗企画を皮切りに、市内のコープこうべ59店舗、イオン7店舗、ダイエー・グルメシティ20店舗、トーホーストア25店舗、関西スーパーマーケット10店舗で展開。

 「イオンスタイル神戸南」は、特設ブースを設けて同レシピブックや料理研究家のコウケンテツ氏監修の「ラブベジ メニューブック」を配布したほか、野菜摂取量に関するクイズを出題し、正解者には「味パンダミニチュアボトル」をプレゼントした。野菜売場では「ラブベジ」企画として、味の素社の各商品と連動した作り置きメニューや中華メニューなどを提案した。

 今年3月に神戸市と味の素社は事業連携協定を締結し、野菜摂取促進を目指して「KOBE野菜レシピブック(夏編)」を共同で作成した。(徳永清誠)

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