伊藤園、茶殻アップサイクルで染色剤に
変形を抑える鞣剤(じゅうざい)として使用することで、抗菌・消臭効果を備える
伊藤園は緑茶飲料の製造時に排出される茶殻をさらに高品質にし、素材の原料化や再利用でなく、高価値にアップサイクルした「茶殻染色剤」を21年6月に開発、革製品などの卸業を展開する富田興業(本社・東京都台東区)に供給することをこのほど発表した。富田興業が展開する革製品のうち、ブランドレザー「LEZZA BOTANICA」のベルトやかばんなど革製品への利用を今年中に進める予定という。
伊藤園は、独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用。茶殻をアップサイクルし