水産物は高騰懸念 代替・迂回貿易進行見据え

水産加工 ニュース 2022.04.18 12389号 01面

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、政府はロシアへの経済制裁を段階的に進めている。ウオツカ、酒類などは輸入禁止を進める一方で、ロシアからの輸入の割合が多い、カニやウニなどの水産物は、制裁に向けて今のところ大きな動きは見られない。専門家からは、「(水産物などについては)ロシアから第三国を経由しての貿易代替、隣国経由の迂回貿易などが進むことが予想される。それに伴い、日本での価格の高騰も想定する必要がある」と警鐘を鳴らす。

政府によるロシアへの経済制裁では、国際決済網の国際銀行間

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