離島の挑戦 三宅島漁業協同組合(下)三宅島ドライマグロふりかけ シリーズ化図る

水産加工 連載 2020.05.20 12053号 09面
乾燥マッシュポテトとキハダマグロすり身、いりごま、焼き海苔などを配合。ふりかけには珍しいポリポリ食感が好評

乾燥マッシュポテトとキハダマグロすり身、いりごま、焼き海苔などを配合。ふりかけには珍しいポリポリ食感が好評

 三宅島漁業協同組合が「三宅島ドライマグロふりかけ」の開発に着手した背景には物流費や移送時間など離島ならではの課題があった。キハダマグロをはじめ三宅島でとれる魚は、季節やサイズによっては市場出荷しても、価格が低く、島外への出荷経費を差し引くと漁業者の収益がないものもある。このような魚を島内で買い取ることで、島外への出荷経費がかからず、市場の価格と買い取り価格が同じでも、漁業者の収益につながる。
 漁業者は収益が出ない魚は、おかずにしたり放流することもあ