「カルピス」の新たな魅力解明 1世紀ブランドの意外な機能 香りのリラックス効果、ヒト試験で確認

川口恭輔アシスタントマネージャー

川口恭輔アシスタントマネージャー

 1919年7月7日に誕生した「カルピス」はもうすぐ発売から1世紀を迎える。約100年もの間親しまれてきた「カルピス」の魅力が、近年の研究で科学的に解明され始めている。カルピス社の発酵応用研究所は、“乳酸菌と酵母”で発酵した乳酸菌飲料の香りが、ヒトの副交感神経(リラックスに関わる神経)に働きかけ、不安を和らげることを久留米大学との共同研究で明らかにした。動物だけでなく、ヒト試験でも香りのリラックス効果が確認できたことになる。また、香りは思い出や記憶にリンクする。特に濃縮タイプ

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