亀田製菓、「柿の種」で父の日プロモーションを展開
亀田製菓は主力ブランド「亀田の柿の種」で、16日の父の日に向けたプロモーション活動を展開する。3日から10日間のTVCM投下や、店頭販促ツールを用意。父の日に伸長率が高まるビールと一緒に、合わせ買い需要を喚起する。民間データによると、昨年父の日の週にビールと一緒に最も買われたお菓子は「亀田の柿の種」だったという。ビールのつまみに亀田の柿の種は相性抜群だ。また、昨年9月から放映した有村架純起用のTVCM効果は、放映週の7日間で販売規模が前年比16.3%増と大きく伸長。今回も9月同内容で有村を起用したTVCMを展開し、父の日企画をバックアップする。
昨年一部地域で取り組んだ什器展開も成功事例が蓄積され、今回全社的に什器を用意しビール売場でのクロス販売を実施する。米菓売場だけでは限られた売場スペースとなるため、買い合わせのよい商品の売場で什器を設置し、消費者が買いやすいよう工夫。販売点数・客単価のアップを狙う。
さらに販促ツールでは、父の日に黄色いバラを送る風習もあることから、「お父さんありがとう」を黄色いバラでデザインしたPOPを用意。亀田製菓商品買い上げで黄色いバラを1本プレゼントする企画や、オリジナル感謝状などで売場を盛り上げる。父の日に合わせて、亀田の柿の種の販売を昨年以上に強化する考えだ。(山本大介)