大冷、外食注力で巻き返し 春新商品を前倒し提案

冷凍食品 ニュース 2025.12.10 13043号 01面
冨田史好社長

冨田史好社長

大冷は下期、堅調な外食事業に注力していく。5日の上期決算会見で冨田史好社長は「外食の引き合いが強くなり、12月ごろから上期の落ち込みをカバーしつつある」と堅調に推移していることを明らかにした。今後は、来年春の新商品を前倒しして案内開始するなど外食事業に注力。26年3月期は期初予想通り前年比2.6%増の264億円を目指す。

26年3月期第2四半期決算は減収減益だった。冨田社長は「安価な魚を求められ、極端なところは骨有りの素切り魚でも良いという状況」と振り返る。特にコメが高止ま

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