アイスコーヒー本体価格89円設定は増税後の新たな値頃
消費増税に伴う総額表示の緩和を受けて、本体価格を基本に表示するヤオコーは、本体価格で値頃の価格設定を探る。表示変更で末尾8、9円で値頃が打ち出しにくくなったため。川野澄人社長は「本体価格で94円が残るとは思えない。プライスラインを再設定する動きが出てくる」と指摘する。その上で、同社はPB(自主企画)の新商品で本体価格89円の1000mlのチルド紙パックコーヒーを本体価格89円(総額96円)で発売し、新しいプライスラインを構築するため、準備を進める。(山本仁)