関東小売流通／北関東・新潟地区夏季特集2024
◆関東小売流通／北関東・新潟地区夏季特集：圏外勢力と競争激化
イトーヨーカ堂の店舗に精肉や惣菜を供給するセントラルキッチン「ピースデリ千葉キッチン」は、食のSPA（製造小売）化を推進するための製造拠点
「サミットストアららテラスHARUMI FLAG店」は東京オリンピック・パラリンピックの選手村跡地を再開発した商業集積内に入った店で、新しい街づくりの中での挑戦になる
コスモス薬品は関東エリアで148店（24年5月期末時点）を展開。19年4月の関東への初出店からわずか5年で店舗網を急拡大している
関東・新潟地区の食品小売は、業態を超えて出店競争が激化している。ドラッグストア（DgS）を中心に関東圏外の企業による出店攻勢が衰えず、顧客争奪戦は激化している。有力SMも新地域での出店拡大や新しい立地や施設への入店など成長を求めて新たな挑戦を続けている。一方で、大手ではセブン＆アイ・ホールディングス（HD）によるイトーヨーカ堂の事業再編、イオングループの首都圏SM1兆円構想など規模利点を追求する動きも本格化している。（流通グループ）
