平松食品、「三河本はぜ甘露煮」づくりが最盛期

惣菜 ニュース 中食 2012.12.17 10765号 04面

 三河佃煮の老舗メーカー平松食品は、年の瀬の風物詩で三河地域の伝統食品「三河本はぜ甘露煮」づくりの最盛期を迎えている。この佃煮は、地元三河湾でとれたハゼを使用し、内臓の除去・串打ち(写真)・焼き上げ・釜詰め・炊き上げを昔ながらの技法で丁寧に作っている。27日まで生産し、28日に出荷を行う。  今年は、漁場である三河湾の不漁に悩まされ、ハゼの水揚げ量はたったの4kg(昨年は約800kg)だった。不漁の原因は昨秋のニガシオで親魚が壊滅的だった点や水温の急激

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