胃心伝真=トヨタとマルサンのコラボ

コラム 総合 2024.10.11 12836号 01面

 トヨタ自動車がオレイン酸を多く含む大豆の開発、生産に力を入れている。同社は90年代に環境問題対策の一環でバイオテクノロジーの研究開発に着手。その後、自動車部品に世界で初めてバイオプラスチックを採用し、バイオ燃料の開発も手掛けた▼トヨタは自動車生産やバイオ技術開発で培った経験とノウハウを生かし、農業の持続的な発展に向けた取り組みを進めてきた。その中で国の食料戦略の柱の一つ、大豆に着目。特色のある「高オレイン酸大豆」の普及で幅広い食品への活用、生産者の収益向上も見込む▼同社が高

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