キッコーマン、過去最高益を更新 今期は円高で減収益

味噌・醤油 決算 2016.04.29 11347号 01面
堀切功章社長CEO

堀切功章社長CEO

 キッコーマンの16年3月期業績は国内外で主要事業を伸ばし、営業・経常・純利益の過去最高値を更新した。海外売上げ構成比は57%に高まった。今期は円高による為替差損で減収減益を見込み、理研ビタミンの自社株の公開買い付け(TOB)に応募する。保有株の大半を売却し、5月末の成立後に増益する業績予想を示す。前期は国内の食料品製造・販売が、消費増税による需要減から回復。醤油売上げの前年比5.2%増を筆頭に食品、飲料などの各部門が増収。醤油の「いつでも新鮮」シリーズは21億円増の売上げ8

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