トマト加工品特集:付加価値、収益が改善 ジュースの勢いを追い風に

農産加工 特集 2018.09.21 11766号 13面

 ケチャップや調理ソース、ホール缶などのトマト加工品は、付加価値と収益を徐々に高めている。原料になるトマトやペーストの世界需要は伸び続け、15年の改定を経てもコストは高止まり。国内消費は各市場で停滞が叫ばれて久しい。トマト加工品も事業継続を可能にする利益創出が急務だ。成功例はブームにとどまらない、成長を続けているトマトジュース。同じ加工品で飲料だけが支持されるのは解せない。健康志向の商品力を食品でもぜひ発揮させたい。(西澤貴寛、吉岡勇樹)

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