全国醤油工業協同組合連合会、原料高に危機表明 コロナ禍の消費減も打撃

調味料 ニュース 2021.08.20 12278号 01面

 全国醤油工業協同組合連合会は18日、大豆や小麦といった主原料が高騰し、会員企業が経営危機にあると訴えた。市場は業務用が大半を占め、外食不況といったコロナ禍が長期化。売上げ回復のめどが立たず、二重の打撃を受けている。ニュースリリースそのものの少ない組合で異例の表明に至った。
 三林憲忠会長、全国48組合・1141事業所の連名で18日、傘下の「中小醤油事業者の経営が存続の危機」と伝えた。今春から油脂や大豆タンパク、製粉、麺などで値上げが相次いでいるが、醤

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 新型コロナ