食品関連の研究投資が活発化している。総務省が13日に公表した23年度の科学技術研究調査によると、食料品製造業の内部研究費総額は前年度比4.9%増の2529億円となり、00年代以降で最大の落ち込みとなった前年度(14.5%減)から大きく回復した。22年…続きを読む
キリンビバレッジの「キリン おいしい免疫ケア」シリーズが23年3月の発売から約1年8ヵ月で累計販売本数1億2000万本を突破した。健康意識の高まりを背景に同シリーズの持つプラズマ乳酸菌の認知が広がり、習慣的に免疫ケアを行う生活者が増加。24年春に行っ…続きを読む
日本食糧新聞社は中国支局を移転し、25年1月14日から新事務所で業務を開始します。今後も中国地方での食品関連産業の応援紙の役割を果たすため地域密着の情報発信に努め、地域の発展・活性化に資する活動に励んでまいります。 ▽新住所=〒732-0057広島…続きを読む
野菜の高騰が続いている。農畜産業振興機構が12月11日に発表した「令和6年度緊急需給調整事業の実施状況について」によると、今年は年間を通じて野菜の不足感が解消されることはなく年初から現在まで主要野菜(キャベツ、レタス、はくさい)の価格は平均を上回って…続きを読む
農林水産省と環境省が16日に合同で開いた食品リサイクル合同会合で、事業系食品ロス量の新たな目標について「30年度時点で219万t」とすることで合意した。今後、パブリックコメントと食料産業部会の答申を経て、食品リサイクル法の新たな5ヵ年基本方針(25~…続きを読む
日本食糧新聞社など酪農・乳業専門紙8社で構成する酪農乳業研究会は、2024年の酪農乳業界における重大ニュースを選定した。24年5月に25年ぶりに改定された「食料・農業・農村基本法」が酪農乳業に与える影響は大きく、牛乳の適正な価格形成議論を含む商習慣の…続きを読む
カゴメの「カゴメトマトケチャップ」と「カゴメ醸熟ソース」が好調だ。同社は2月に実施した価格改定による需要の鈍化に対応するため、さまざまな需要喚起施策に取り組んできた。トマトケチャップの新しい使い方「焼きケチャップ」の浸透拡大に取り組むとともに、春夏の…続きを読む
10月4日に78歳で急逝した服部幸應氏(服部栄養専門学校校長、服部学園理事長)の学校・服部家合同葬=写真=が13日、東京都港区の増上寺で開催された。栄養・調理分野の第一人者としてだけでなく、「ミスター食育」としても多層多様なジャンルから慕われていただ…続きを読む
永谷園は16日、新社長に掛谷浩志専務取締役を昇任すると発表した。人事発令は25年1月1日付。現任の成田健一社長は退任して顧問に就く。 掛谷専務は勤続36年の生え抜き。主に経理・財務、経営企画に携わり、近年はSCMの責任者として物流体制を強めてきた。…続きを読む
ファンケルは16日開催の取締役会で、代表取締役社長執行役員にキリンホールディングス(HD)常務執行役員の三橋英記氏が兼任する新役員人事を発表。20日開催予定の臨時株主総会の決議をもって正式に決定する。現代表取締役社長執行役員CEOの島田和幸氏は退任し…続きを読む