パスタ・名店シェフの生の声 アネージ「ホテル西洋銀座」室井料理長
以前、使用していたパスタは品質そのものにバラつきがあった。ランチタイムともなれば、二〇〇人前後のお客があり、一人当たり八〇~九〇gのパスタを使用するので、ゆで時間の設定しがたいのには問題があった。そこで品質面で優れている「アネージ」に切り替えた。
イタリア料理を提供するためには当然のごとく本場イタリアの素材を使う。また、パスタの太さにもこだわり一・六ミリメートルだとソースがうまくからまらないことから一・七ミリメートルの形状を取り入れ、ソースのからみや歯ごたえをも楽しむことができる。
ショートパスタに関しては、リゾットとの組み合わせなどメニューのバリエーションも増える。
「ホテル西洋銀座」室井克義料理長(東京都中央区、03・3535・1111)