新刊紹介 パン工房「楽童」 松永節著、草思社刊

1992.09.21 12号 3面

《パン工房「楽童」物語》 著者は、大阪は下町の文房具屋の娘。結婚後もサラリーマンの妻に飽きたらず、夫をたきつけて手作りの小さな、パン工房「楽童」(がくどう)を開く。苦しい時間に次々と息子が生まれ、嵐のような日々を乗り切り、店を軌道に乗せたばかりか、開店五周年には、思いきって一ヵ月間店を閉めて家族でヨーロッパパン屋メグリの旅へ…一家五人のユニークな物語。

四六判上製、二四六頁、定価一五〇〇円(税込み)、松永節著、草思社刊。

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