話題の新食材「ニュースタイルサラダ」メニュー3選

1997.07.21 131号 24面

ヘルシー志向の高まりを背景に、ボリュームあるサラダをメーンアイテム化する傾向が強まっている。従来のサラダといえば、セットメニューの添え物といったイメージが色濃かったのだが、いまやどこへいっても、人気メニュー、お薦めメニュー、名物メニューの主役として食卓を飾っている。このメーンアイテムとサイドアイテムの逆転現象は、ファミリーレストランでも顕著だ。例えば焼き肉の場合。以前はメーンである焼き肉にサラダを付け合わせるのが一般的であったが、最近は豊富な野菜の上に焼き肉を添える“焼き肉サラダ”というようなメニューが生まれ支持率が急速に高まっている。メニューブックを見ても、サラダアイテムの写真が占めるスペースは増えるばかり。まさしくサラダ全盛期の到来といえよう。今回はサラダのメーンアイテム化をテーマにメニューを紹介する。

■材料 カッテージチーズ、エッグサラダ、ポテトサラダ、グリーンカール、サニーレタス、アボカド、生マッシュルーム、キドニービーンズ(缶詰)、スタッフドオリーブ、オレンジ、インゲン、カルバンゾ(缶詰)、ブルーチーズドレッシング

■作り方 グリーンカールとサニーレタスは小口に切り皿に敷く。アボカドのスライス、キドニービーンズ、スライスマッシュルーム、インゲンのボイル、カルバンゾを散らし、エッグサラダ、カッテージチーズ、ポテトサラダを盛り付ける。オレンジスライス、スタッフドオリーブのスライスをあしらい、ブルーチーズドレッシングを別添えする。

■ワンポイント 生ハムやパストラミビーフなど加工肉類を添えるとさらに付加価値アップが見込める。

■参考売価 八〇〇円

■材料 絹ごし豆腐、ピータン、トマト、ザーサイ、玉ネギ、ニンニク、長ネギ、グリーンカール、カイワレ、レタス、生春巻の皮、タレ(醤油、オイスターソース、ゴマ油、紹興酒、レモン汁、ショウガ針切り、豆板醤、砂糖、うま味調味料)

■作り方 生春巻の皮をもどし、ひも状に切っておく。グリーンカールとレタスを手切りして皿に敷き、春巻の皮を散らす。豆腐を小口に切り皿の中央に盛る。ザーサイの粗みじん、玉ネギ、ニンニクのみじん、タレをボールに入れ混ぜ、トマト、ピータンのきざみを加え和え、豆腐の上にかける。カイワレを全体にあしらう。

■ワンポイント 豆腐は綿ごしでもよい。ピータンの代わりに腐乳のきざみを使うのも個性的になってよい。

■参考売価 五五〇円

■材料 グリーンカール、サニーレタス、トレビス、玉ネギ、赤ピーマン、黄ピーマン、ライプオリーブ、ペンネ、ゆで卵、オイルツナ、ハーブペースト(バジル、大葉、ニンニク、クルミ、パセリ、オリーブオイル、塩、パルメザンチーズ、ペコリノチーズ)、イタリアンドレッシング(ビネグレット、バルサミコビネガー、香味野菜)

■作り方 ハーブペーストの材料をフードプロセッサにかけ混ぜ合わせておく。ゆでたペンネを冷やし、ハーブペーストを加え和える。手切りのグリーンカールを皿にしき、中央にペンネを盛り、その上にオイルツナをのせる。適当に切った赤ピーマン、黄ピーマン、ゆで卵をペンネの周りに添え、ライプオリーブをあしらう。イタリアンドレッシングを全体にかける。

■ワンポイント ハーブペーストは市販用のジェノバペーストを代用してもよい。ドレッシングは別添えにしてもよい。四季の移ろいの彩り、森をイメージしたポムパイユでカナダを表現した。

■参考売価 八八〇円

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