中部版:客を呼ぶ名物喫茶「ダウニー」 米国西海岸スタイルと本場サンドイッチ
四谷通りを中京テレビの方へ少し入った所に「ダウニー」がある。店内には軽いアメリカンポップスが流れ、壁にはレコードジャケットが月替わりで飾られている。すべて、ロサンゼルスに住んでいたオーナーの磯貝さんの「居心地の良い空間」を求めた結果だ。
さらに「パンは可能性のある食材。おもしろいビジネスになる」と考え、アメリカ仕込みのサンドイッチとデザートを主なメニューにしている。
店の奧にはテラスを設置。「アメリカだとテラスはあたり前」と気に入っていた磯貝さんは、テラスが話題になる前すでに取り入れていた。
「おいしさと適正価格」を第一としている磯貝さん。売上げの波を調整するには仕入れ業者のプライスチェック、商品のリストアップに努力をはらう。
「あと問題は駐車スペースを広げる」こと。やはり名古屋の場合、都心以外で店を営むには、広い駐車場の確保が必須条件となるようだ。
店舗の広さは三二坪、五五席(そのうち全天候型テラス席は表が六席、奧が一二席)。
◆名古屋市天白区表山1ー204(電話052・833・4377)営業時間午前10時~午後9時