中部版:客を呼ぶ名物喫茶「レピシエ」 全員紅茶の専門家、女性客の人気独占
名古屋でも紅茶専門店が少しずつ増えてきている中、ここ「レピシエ」が人気を集めている。経営は、名古屋市内にレストランを展開する(株)千代田クリエイト。紅茶販売も兼ねる「レピシエ」のフランチャイジーだ。
禁煙の店内は、百貨店開店と同時に女性客でいっぱい。「専門店は職人気質が必要」と話す店長の西村和也さんは、ずいぶん昔から紅茶を好んで飲むスペシャリスト。「ケーキを含めると単価は平均一〇〇〇円と高いが、品質とホテル並みのサービスでお客様には納得してもらっている」(西村さん)とのこと。
そろえる紅茶は二〇〇種類。従業員にはソムリエのようにお客さんにアドバイスできる紅茶を極めてほしいと、研修は欠かさない。
将来的には「午後アフタヌーンティー、ハイティー感覚でデザートとサンドイッチを充実させる」(西村さん)ことを考えている。
広さは小売りスペースも含めて三二坪(店舗部分は一八坪)。予想年間売上げ額は九五〇〇万円だが、それを上回る勢いだ。
◆名古屋市中村区名駅名鉄百貨店5F(電話052・585・7244)、営業時間午前10時~午後7時