うまいぞ!地の野菜(5)長野県使ってみたい!とっておき野菜
(1)生産者名(2)所在地(3)電話番号(4)FAX番号(5)代表者(6)生産品目(7)特徴(8)取引条件-宅配可・不可など(9)生産者のコメント
●ズッキーニ
(1)JAいいやまみゆきズッキーニ部会(2)長野県飯山市大字飯山三五六七(3)0269・62・5600(4)0269・62・0645(5)山岸忠雄(6)ほかになし(7)見た目はキュウリに似ているがウリ科のペポカボチャの仲間。日本ではなじみが薄いがイタリアやフランスでは広く家庭料理として利用され、毎日の料理に欠かせない野菜の一つ。生のままでは味も香りもないが油を使うと香りが出、煮込む前に軽く炒めるとよい(8)市場出荷、宅配、ゆうパック(9)実を大きくするために受粉作業は日の出とともに午前8時ごろまで一花一花ていねいに行い、丹精込めて栽培しています。南フランス、イタリアで親しまれているズッキーニですが、雪深い信州生まれのズッキーニも味わってください。
●松本一本ねぎ
(1)松本一本ねぎクラブ(2)松本市岡田四四九-一(JA松本ハイランド岡田支所内)(3)0263・46・2330(4)0263・46・7584(5)深井祐一(6)ほかになし(7)大正初期から信州松本平で栽培されている根深ネギ。現在も多くの農家で自家用に栽培され、一部地元市場に出荷されている。とろけるような甘みと柔らかさが鍋物、すき焼きに最適。最もうまい10月下旬から11月中旬に、風味と味を損なわないように土付きで出荷している(8)地元市場から地元スーパーなどへ(問い合わせJA松本ハイランド笹賀野菜集出荷所、電話 0263・58・9204)(9)当クラブでは、品種の選抜、自家採種や夏の植え替え作業などを行い、昔ながらの品質と栽培方法にこだわっています。粘土質土壌の岡田地区のネギは特別にうまいと自負しています。
●小布施丸
なす
(1)安藤利一(2)長野県上高井郡小布施町山王島五二(3)026・247・3910(4)026・247・3910(5)安藤利一(6)野菜苗、施設野菜(7)「小布施丸なす」の生産は明治20年ごろから始まったとされる。戦後の食糧事情および流通形態などの変化により、細長く水々しいナスが好まれるようになり、地元では種が途絶えたと思われたが、一農家の安藤さんが種を保存し栽培を続けている。きんちゃく型で、肉質はかたくしまっている小布施丸なすは、煮たり焼いたりしても崩れにくく、信州名物のおやきの具にも適している(8)宅配不可(9)通常の丸ナスとは異なる小布施丸なすは収量も少なく、地元の契約した郷土料理店だけで出されています。信州小布施でこの風味を味わってください。
●ねずみ大根
(1)滝沢昭一(2)長野県埴科郡坂城町中之条一〇八三-一(3)0268・82・3837(不在が多いので問い合わせは郵便で)(4)なし(5)滝沢昭一(6)中之条地大根(ねずみ大根)(7)種子は自家生産、収穫時に形の良いものを選び、種を土に伏せて越冬させる。6月中旬ごろ採種し、播種は8月20日~25日ぐらいの間。発芽後、二回ぐらい間引きし農薬はいっさい使わない。収穫は11月前半から中旬ぐらい(8)注文は年内いっぱいまで受付。代金は現金書留で(9)本来はたくわん漬け用としての需要が多かったが、ここ二十数年来は、この大根が持つ独特の辛みと水分の多さ、味の良さから「おしぼり」用としての需要が高まっています。味の旬は、なんといっても冬の収穫時。アツアツのうどんやそばに合わせてご賞味ください。