海外情報 食事の家庭配達伸びる、ダイエット食に人気
共稼ぎ夫婦の数が急速に増加している。彼らは子供ができるまでは外食を利用してきたが、家族の数がふえるに従い、外食に代って外部から調理された食品を購入し、帰宅後、簡単な調理を施して摂取するようになる。
全米レストラン協会(NRA)によると、このようなテイクアウト商品の売上高は今や全米レストランのそれの五〇%を占めるに至っているとのことである。
シカゴ郊外のエントレー・エキスプレス社はこのような家庭を対象に配達による夕食の提供を開始し、家庭的な味を売込むことにより大きな成功を収めている。
家庭配達のもう一つの成功例として、減食(ダイエット)を必要とする家庭人を対象とする食事の提供で、専門の調理、栄養士の管理の下につくられたメニュー食品が好評である。 (FC)