うまいぞ!地の野菜(14)三重県使ってみたいとっておき野菜
(1)生産者名(2)所在地(3)電話番号(4)FAX番号(5)代表者名(6)生産品目(7)特徴(8)取引条件=宅配可・不可など(9)生産者のコメント
●ルッコラ
(1)渡瀬植物工場(2)三重県安芸郡安濃町打田字小山田二六三六(3)059・268・1505(4)059・268・1505(5)渡瀬和哉(6)ルッコラ(ロケットサラダ)(7)一般にいわれる水耕栽培やビニールハウス栽培ではなく、太陽の光をいっさい遮断し、人工光で温度、湿度を徹底管理した工場栽培の野菜。このため色具合、長さなどを調節できる。消費者ニーズに合わせた「安全・安心・おいしい健康野菜」をモットーに周年栽培している。ごま風味はパスタやサラダなど用途は広い(8)宅配不可(9)当工場は完全人工型植物工場のため、周年同品質。出荷量も安定しており、管理された栽培環境で育ったルッコラは、軟らかくて食べやすく、日持ちがする製品と自信をもっています。
●伊勢芋
(1)JA多気郡(2)三重県多気郡明和町坂本一二四〇‐三(3)0596・52・3715(4)0596・52・3710(5)組合長・渡邊尚(6)伊勢芋、次郎柿(7)三〇〇年の昔から栽培されている伊勢芋。外見はこぶし状でごつい感じだが、コクがあり粘りも強く、栄養価も高いことで珍重されている。生のままでおろすと粘り気あるミューシンというタンパク質のジアスターゼを含み消化を促す。長い伝統と素朴な風味、栄養価の高いことから自然食品としての価値が再認識されている(8)宅配可。代金は現金書留で(9)私たちの故郷の自慢の産品として消費者ニーズにあった品物づくりをしていきたいと思います。栄養豊富な健康野菜として生食で刺身やサラダ、とろろに、また、油で揚げたりと、さまざまな使い方が楽しめます。
●モロヘイヤ
(1)JA松坂モロヘイヤ部会(2)三重県松坂市豊原一〇四三‐一(3)0598・28・8804(4)0598・28・5539(5)部会長・牧戸美之(6)モロヘイヤ(7)モロヘイヤとは、アラブ語で王様の食べる野菜という意。エジプト原産の夏野菜で5月から10月が収穫期。カルシウムはホウレンソウの八倍、ビタミンB1、B2はブロッコリーの一八倍、カロチンはアスパラの約一〇倍と栄養価の高い野菜である。一般家庭でもごく自然に使われるほどに普及してきている(8)宅配可(9)独特の粘りと味わいのある健康野菜・モロヘイヤは、さっとゆがいておひたしや塩昆布和え、味噌汁、天ぷらなどメニューのレパートリーを広げる素材として活用できます。気軽に利用してみてください。
●あさま小菜
(1)あさま小菜生産組合(2)三重県伊勢市朝熊町一〇七六(3)0596・22・1714(4)なし(5)川上幸吉(6)伊勢神宮の麓、朝熊山麓のごく限られて地域でのみしか生育しない野菜。販売することはなかったが、昭和58年、三重県ふるさと特産五品目に指定され、名前も知られるようになった。アブラナ科に属し、葉先から根元まで二五センチメートルぐらいと長く、太さは五ミリメートル以下と細い。10月下旬に種をまく。山麓の厳しい寒さに耐えていたものが、春先の暖流の影響で一気に生長するため、繊維質が少なく軟らかい野菜に生長する。収穫時期は限定され、春先の2月末で終わる(8)宅配不可(9)冬を越した野菜は軟らかく、ビタミンも豊富。独特の味わいは漬け物ばかりでなく、吸物やおひたしにぴったりです。